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法話
2021/12/10
絵本法話~きみにありがとうのおくりもの~

≪絵本の内容≫
 元気なこりすとのんびりやのくまくんは、ふたりでなかよく暮らしています。
きれいな部屋に、おひさまのにおいのシーツ、庭で育てている花やおいしい野菜、それから花かんむりや、手をあたためてくれたこと・・・。ある日ふと、2人ともお互いに相手にしてもらっていることに改めて気づき、よろこびと感謝の気持ちを伝え合うお話です。
 こりすとくまくんはお互いのことが大好き。お互いのことを思いながら生活しています。喜んでもらえるように。そしてお互いに「ありがとう」と言います。どんな時に言うのでしょうか。それはうれしいと感じた時、幸せだなと感じた時に自然と出る言葉なのです。
 
 この絵本のこりすとくんまくんのように自分を一番に考えるよりも、「おかげさま」に気づき、人のことを考えて思いやりを持って接すると喧嘩や争いが起きないのではないでしょうか。こりすもくまくんも「おかげさま」に気づいて「ありがとう」を言える名人ですね。
 人に優しく、こりすやくまくんのようにありたいものです。
 今月の絵本は、

 『きみにありがとうのおくりもの』

   作・絵/宮野聡子
   発行所/株式会社 教育画劇

 「ありがとう」は何よりのおくりもの。この絵本を読んだら、大好きな人にとびっきりの「ありがとう」伝えてみませんか。
一日の終わりに、そばにいてくれる誰かと読みたい絵本です。【若坊守】