≪あらすじ≫

　未来の世界って大変なことばっかりだと聞いてしまった女の子。それは大変だと悩みます。でも未来って大変なものばかりでしょうか？おばあちゃんに聞いたら楽しい、面白い未来だってあるんだと教えてもらいました。未来は１つや２つじゃない。たくさんあるはずだと楽しい未来を考え始める女の子。
　大変な未来に悩んでいたけど、思いを変えて前向きになる女の子のお話です。

　絵本の中で女の子は靴が小さくてはけないなら捨てるしかないかな？どうにかならないかと考えた答えは植木鉢にしたらいいじゃない！でした。足が遅いからかけっこで１等賞は諦めるしかない？いやいや、にらめっこで１等賞になればいいじゃない！でした。
　
　考え方１つで楽しい未来が見えて来ます。
　したいことがあるのにそれが出来ない時、嘆くばかりではなく、どうしたら出来るか、するためには何をすればよいかを考えたいものです。
　未来のことを考えるのは大切なことですが、今過ごしている１分、１時間、１日の積み重ねが未来を作ります。生かされている今をまずは大切に感謝しながら過ごしたいですね。

『それしかないわけないでしょう』
　　著者／ヨシタケシンスケ
　　発行所／株式会社　白泉社

　考え方ひとつで楽しい未来が見えてくる！発想の転換、色々な可能性を教えてくれる絵本です。是非読んでみて下さいね。【若坊守】