少しでも長生きをしたいと多くの人が思います。一方で、様々なことが思うように出来なくなり、「もう歳はとりたくない」という声もよく耳に致します。しかしながら、こうしたことを考えるのは、人間という存在だけです。
地球上に生きている他の生きとし生けるものは、「生」に執着をしません。このことは、人間より知能が劣っているから先のことを考えないのではありません。それは感覚的に(地球という)この物質世界が終わりではないことを知っているからです。そして他の生きとし生けるものは、飼われている存在を除いて、そもそもあまり歳を取りません。循環に身を任せると、本来そうあるべきなのでしょう。