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法話
2025/04/10
絵本法話〜やさしいってなあに〜

《あらすじ》

「やさしいってなあに」
けちんぼなミスター ミーンは、ひとにやさしくすることを知りません。
でも、お手伝いをしたり、お使いをしたり...そんな小さな親切が、笑顔や幸せを引き寄せる、そう思わせてくれる絵本です。
何だか気分が乗らない!ちょっとあまのじゃくになっちゃう時もあるけど、皆に親切にすると笑顔が返ってくる。

圓満寺では4月5月のえんまんじcafeでダーナ活動のPRをしています。
そのダーナとは布施のことで、布施にも様々ありますが、無財の七施(思いやり、ささえあうこころ)があります。
無財の七施は、いつでも、どこでも、だれでも、自分のできる範囲で実践できるもので、思いやりのある生き方を示すものです。

 無財の七施とは
①眼施(げんせ)あたたかいまなざし
②和顔悦色施(わげんえつしきせ)にこやかな表情
③言辞施(ごんじせ)やさしい言葉
④身施(しんせ)精一杯のおこない
⑤心施(新セ)慈しみ深いこころ
⑥床座施(しょうざせ)人にあたたかい席を
⑦房舎施(ぼうしゃせ)気持ちよく迎えるこころがけ

です。1つでも心掛けると笑顔が伝染して素敵な世界がひろがりますね。
「やさしいってなあに」
作者/ロジャー・ハーグリーブス
発行所/株式会社講談社

人にやさしくするってどんなことだろう?と改めて考えるきっかけになる絵本です。どうぞお手に取ってご覧ください。【若坊守】