掲示板記事詳細

法話
2026/01/01
新年にあたって

元旦や 今日のいのちに 遇う不思議」(木村無相)
新しい年を迎える事ができました。それは、ありがたいことであり、もったいない事でもあります。また、なにより不思議な事なのです。
新しい年を迎える事が出来なかった人々が世界中にはどれくらい居るでしょうか。考えてみると自分自身の近辺でも昨年一年間に亡くなった人がおられるかも知れませんね。
新年を迎えることができたのは、不思議なのです。「諸行無常」は仏教の基本原理です。いつ死んでも不思議でない私なのです。いつ死んでも不思議でないこの私が生きていること、新年をむかえられたことこそが不思議なのです。
親鸞さまも「いつ往生しても」不思議でない私が生きている。そのことの方が不思議なのだ」と関東の門弟へのお手紙に記されています。
新年を迎えることができました。それは、不思議なことであり、有り難くもったいない事なのです。
「南無阿弥陀仏」とお念仏申すことは、その喜びと感謝の表明なのです。
一年間無事に生きておりました。ありがとうございました。様々なおはたらきに支えられ新年を迎えることができました。おおおきに有り難う、南無阿弥陀仏。
今年もお念仏とともに歩ませていただきましょう。命いただいたことに感謝申しながら。