法要・法座
2021/01/16
初法座のご報告
皆様の御参詣を中止にしました初法座ですが、寺族のみでお勤めをさせていただきましたことをご報告致します。
毎年、この御正忌の頃は寒さが厳しいものです。
初法座は新暦の親鸞聖人の御命日にあわせた御法座で、親鸞聖人の御遺徳を偲ばせていただくのです。この寒さ厳しき折り、親鸞聖人はわたしたち、後世へとお念仏のよろこびを伝えるためにご苦労なされました。そのご苦労を想うと、普段合わさらない私のこの手が自然と合わさります。
また、親鸞聖人がお好きだった小豆を、ぜんざいでいただきました。
当時は砂糖は高価なものだったので、親鸞聖人は塩が少し効いた小豆粥をいただかれていたようです。
今日まで本願寺でも、御正忌報恩講が厳修されました。本願寺の御荘厳は明日までそのままです。
皆様も今年は本願寺にも圓満寺にもお参りしていただくことが出来ませんでしたが、家の御仏壇で是非、手を合わせていただきたいです。